年の瀬、
クリスマスに年末年始と帰省できなかったり会いたい人に会えない状況が続いて知らずのうちにストレスが溜まってしまいませんか?
そして第一線の医療従事者の方々は気の休まることのない日々が続いていることと思います。
ヨガクラスを担当していてふと、戸棚から目にした本。
私が福島でキッズヨガプロジェクトしている時、
お世話になったヨガマスター綿本彰先生の
この本。
私自身も震災後、心身ともに疲弊していて
先生のあるコラムに助けられました。
[読む呼吸法]※ゆっくりと気持ちを込めて読みましょう
楽な姿勢になりましょう。
寝転んでいても、座っていても、立っていても構いません。
できれば背筋が軽く伸びていて、胸が圧迫されないような姿勢がいいです。
そして、いままでに見た景色のなかで、一番美しい場面を思い出しましょう。
実際に見たことのある景色でも、テレビや写真で見た景色でも結構です。
その景色を目の当たりにしているだけで、涙があふれそうになるくらい、美しい景色。
そこに自分がいると感じているだけで、こころが洗われてしまうくらい、清らかな風景。
そこには、とても澄みきったきれいな空気が漂っています。
その空気は少しだけひんやりとしていて、とてもやわらかい感じがして、身体を優しく抱きしめるように包み込んでくれています。
朝の森を彷彿とさせるような、新鮮な空気に包み込まれていて、ほのかに大好きな香りが漂っています。
思わず吸い込みたくなるような、とても清らかな空気の漂い。
その神聖ともいえるような空気を、ゆっくりと味わいながら吸い込み、吸いきったところで一瞬時間が止まり、動きが止まり、息が止まり、そしてゆったりと吐き出していく心地よさが全身に広がっていぎす。
自由に、好きなだけ、その心地よい空気を、香りを味わいましょう。
吸い込んだ息は、やわらかく気道を撫でながら奥の方へと進み、吐き出す息は、ほのかに温かい感じがして、とても心地いい。
あと少しだけでいいから、この素敵な息を続けていたいって思うような、とても心地よくて、気持ちよくて、やわらかい呼吸の感触。
一番気持ちいいと感じるペースで、自由に、好きなだけ、この呼吸を味わいましょう。
クラスはじめに読んだりもしていました。
今また必要な時期なのかなと。
届きますように。